海外で買われる理由

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自分たちの生活を振り返ってみよう。今乗っているクルマは中古車であるかどうか、「そうです」と答えられる人がどれほどいるだろうか。免許を取りたての学生でもない限りは、今ではなかなか中古車を使っている人は多くないだろう。最近は新車でも手が届かない額ではないし、ローンを組めば誰でも購入できるといっても過言ではない。それに、最近は特に都市部ではクルマを持たなくても生活することは充分に可能だ。公共交通機関は充実しているし、土地は狭くなって駐車場の料金も高くなった。どうしても必要な時にレンタカーを利用するなどすれば、事足りるのである。
というわけで、実に残念な話だが、日本国内ではあまり中古車の人気は高いわけではないのである。もちろん1台も売れないということじゃないし、だからこそ中古車を販売している業者もあるわけだが、それで大儲けをしようとするとなかなか難しい、そういう状況である。

しかし、エスビーティーは中古車販売で絵にかいたような大儲けをしている。
業績は右肩上がりであり、特に2010年代に入ってからの数年間は、毎年億単位の成長を誇っているレベルなのである。
なぜエスビーティーがこれほどの大儲けをすることに成功したのか?それはもちろん、この企業が国際派だからだ。日本の中古車が、国内よりはるかに高い評価を得ていることを、この企業では察知しているのである。そう、特にエスビーティーが中古車を送り出す輸出先として事業を展開している発展途上国と呼ばれる国々では、日本の中古車は大いに購入され、大いに利用されている。丈夫さと、「日本の工業力」とが相まって、日本車に対してはほとんど伝説を見るような崇拝を寄せている人々が多いのである。